コラム

column

宅地造成工事で知っておくべき3点

こんにちは!
道路舗装工事や河川工事などの公共事業の他に宅地造成や基礎工事などの各種土木工事を行っております、有限会社畑中建設です。
本社がある長野県木曽郡を中心に、地域の皆様に喜ばれる仕事を目指して活動しております。
山や傾斜地、空き地などの土地を住宅の建築や駐車場として利用するために、整備することを宅地造成工事と言います。
そこで今回は、求職者の方に向けて宅地造成工事についてご紹介します。

宅地造成等規制法

指立てる男性
宅地造成工事で知っておきたいことの1つに、災害などの危険性があるエリアを規制区域として指定する「宅地造成等規制法」という法律があります。
がけ崩れや土砂の流出を防止するために造成工事に規制をかけるものです。
規制区域に指定された土地では、一定の造成工事に対して事前の許可が必要です。

宅地造成と整地・更地との違い

宅地造成工事と聞くと、整地や更地をイメージされる方も多いと思います。
基本的に建物がないフラットな土地にするという意味では同じですが、具体的な定義はそれぞれ違います。
造成とは空き地などの土地を用途によって利用できる土地にするために、法律的に工事することです。
整地は元々住宅などが建っていた土地をきれいな状態にすることであり、建物の解体で出たがれきを取り除くなど、重機を使用して土地を固めます。
更地は土地がきれいになっているかどうかに関わらず、木や建物などの定着物がない宅地のことを指します。

宅地造成工事が必要な土地の種類

宅地造成工事が必要になる土地には主に3種類あります。
1つ目は、変形している土地です。
土地の形は通常四角が多いのですが、中にはそうではない土地もあり、変形していると建物を建てにくく、利用できない部分があるなど土地活用が困難になるので、有効活用できるように四角に整えます。
2つ目は、道路との高低差が大きい土地です。
山に近く傾斜が激しい土地や田畑などの土地は、切土や盛り土をして、道路とほぼ同じ高さになるような工事が必要です。
3つ目は、地盤が弱い土地です。
田んぼなどの道路よりも低くて柔らかい土地を、高くするために盛り土を主にする場合にしっかりと地盤を固めながら盛り土の工事をする必要があります。

【求人】畑中建設では新規スタッフを募集中!

履歴書とペン
弊社では、土木作業員として建設業の現場で活躍していただける方を募集しています。
土木施工管理に関係する転職先を探している方はもちろん、建設業や土木作業員の経験がない方でも幅広くご応募いただけます。
未経験の方には先輩社員が基礎からしっかりと指導しますので、安心してご応募ください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。